
FEW JP 様
時間に追われるチームメンバーへ、モチベーション可視化で相互理解を促進
組織心理学に基づいて開発されたモチベーター・アセスメントとエンゲージメントのサーベイを用いて、個人や組織、チームのモチベーターを可視化・改善するAttuned が3分でわかる資料です。
ダウンロードはこちらEQIQ株式会社は、経営者を対象としたセミナー「Attuned エグゼクティブフォーラム:AI x 心理学:人的資本経営における経営課題と解決策」を2025年3月11日に開催いたしました。多くの経営者にお集まりいただき、最新の人的資本経営の事例や、AIx心理学を活用した最先端の手法の紹介を通じて、理解や期待を高めていただけたかと思います。
開催日:2025年3月11日(火)17:00-19:30
会場:赤坂プリンスホテル クラシックハウス2階 プリンスルーム
Attunedエグゼクティブフォーラムでは以下2点をテーマとして開催いたしました
Attunedを活用したユーザー企業の成功事例を通して、多くの企業にAttuned活用方法として参考にしていただく。
新サービス「AI TalkCoach」の活用方法を紹介し、活用イメージを持っていただく。
挨拶: EQIQ株式会社 取締役 伊藤弘泰
講演:「AIx心理学によるコミュニケーション改革:エンゲージメントが機能しない理由」 EQIQ株式会社 創業者・CEO Casey Wahl
講演: 「人的資本経営における日本企業の課題」 THS経営組織研究所・BBT大学院客員教授 小杉俊哉 様
ディスカッション: 「AIx心理学によるコミュニケーション改革への期待」
株式会社KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 夏野剛 様
日本ビジネスシステムズ株式会社 執行役員 中村 智之 様
東日本旅客鉄道株式会社 水戸支社 水戸土木設備技術センター 上席グループリーダー 江幡 尚彦
モデレーター:Boomi Japan株式会社 CEO / グロービス経営大学院 客員准教授 河野 英太郎 様
懇親会
EQIQ株式会社 CEO ケイシー・ウォール
Attunedを通じて収集した3万人以上のモチベーションレポートのビックデータを分析した結果について報告しました。毎年トレンドを確認しており、最新の「State of Motivation Report 2025」からトレンドの代表例をご紹介します。
ビッグデータで見るZ世代のモチベーション
Z世代には「フィードバック」が必須
Z世代におけるフィードバックのニーズは昨年より10%増加しています。Z世代は、ベビーブーマー世代に比べ、フィードバックを必須と考える人数が2倍です。
Z世代において「社交性」を必須としている人が増加
DX、リモートワークの時代の加速により、Z世代は人の繋がりやメンターシップを求めており、前年より9.64ポイント増加して、51.62%の人が「必須」と回答しています。
Z世代の採用、エンゲージメントを高めたいのであれば、オフラインでのイベントを開いて実際の人と人の繋がりを通じて得られる価値を伝えていく施策が効果的であるということがわかります。
AIx心理学によるコミュニケーション改革:新機能 AI TalkCoach
次に、管理職が実際に感じている課題に直接アプローチした新機能「AI TalkCoach」について説明しました。
AIツール「AI Talk Coach」とは、マネージャーが抱えるチームマネジメントの課題「フィードバックの難しさ」に革命をもたらすことを意図として開発しています。限られた時間の中で、「部下個人のモチベーターに合わせてマネージャーがどのようなフィードバックを行えば刺さりやすいか」を、生成AIを使ってシミュレーションができるAIツール「AI TalkCoach」を新しくリリースしました。
例えば、1人で仕事を抱えすぎている部下に対して、「もっと仲間と一緒にやってほしい」と実際に伝える前に、AI TalkCoachに相談することで、部下の必須モチベーターに応じた言葉や伝え方の考え方・アドバイスが出力されます。
カレンダーアプリや、社内コミュニケーションツールとの連携についても近日リリースを予定しており、管理職は部下のモチベーションを引き出す環境を整えることができます。
THS経営組織研究所・BBT大学院客員教授 小杉俊哉 様
THS経営組織研究所 代表社員、BBT大学大学院客員教授であり、日本における人事・組織開発の第一人者である、小杉俊哉先生にご講演していただきました。主に、人的資本経営の重要さや日本企業の現状、企業成長の鍵となる人事戦略など、貴重なお話を伺うことができました。
社員エンゲージメントを定量的に計り、スコア化している企業は多数存在しますが、単なる数的な開示は重要ではありません。定期的にモニタリングして対話を行うことで、実際の社員の声を認知、反映させることが大切です。
さらに、社員と会社、双方の努力が良好な関係を築く上で必要です。社員が甘えを許された状況でぬるま湯に浸かり、満足度が高いだけより、エンゲージメントが高い方が企業業績への影響が大きいということが指摘されています。
また、2種類あるダイバーシティの中でも、個性や考え方、理解の仕方などの認知が多様であり、努力によって変えられるものを「認知的多様性」といいます。思考の多様性により、企業はよりイノベーティブな環境へと進化します。「認知的多様性」を如何に活かすか、多様性を担保する環境を作れるかということが企業成長の鍵になります。
「認知的多様性」を活かすためには、チームにおいてリーダーが、一人ひとりの価値観、認知を知る必要があります。Attunedは、個人の価値観を理解し、さらにどのようにその人的資本を活かしていくかという戦略に大きく貢献することができます。
日頃からAttunedをご利用いただいている代表的なユーザー企業の皆様に、Boomi Japan株式会社 CEO / グロービス経営大学院 客員准教授 河野 英太郎様のモデレートのもと、パネルディスカッションを行なっていただきました。
株式会社KADOKAWA 取締役 代表執行役社長 夏野剛 様
4年前のドワンゴでのAttuned導入にはじまり、現在ではKADOKAWAグループ全体にも展開しています。ケイシーがAttunedを紹介してくれた時に言っていたことがすごく印象に残っていて、「これは能力テストじゃないんです。モチベーション、モチベーターがどこにあるかわかるんですよ。」と言われた時に、ハッとしました。僕も管理職をずっとやってきて、「なんでこの人はやる気を出してくれないのだろう」と思うことが多くあるわけですが、それは価値観が違うからですよね。
相手の価値観が見えると、本当にコミュニケーションがスムーズになるし、特に中間管理職の方に喜ばれます。今は管理職のみが見れる状態ですが、今後はタレントマネジメントソフトウェアと連携させて、全社員が全ての人のアセスメント結果を見れるようにする予定です。
本気で社員のモチベーション上げるような施策をやっている経営者はほとんどいないなという印象があります。「どう部下のモチベーションを上げたら良いかわからない」という中間管理職に対しては、「上司の部下にできる唯一のことはチャンスを与えることだけ、そのチャンスの与え方はAttunedを見ながら決めてください」と伝えています。
採用でも、一般的な適性検査は当てにならないということがわかっています。それよりも、個々の価値観と本人のやる気を尊重した配置をすることが、組織全体のモチベーションを上げます。
日本ビジネスシステムズ株式会社 執行役員 中村 智之 様
現職について間もなく、前職のコンサルティング会社で当然とされていた価値観である、かけた時間よりアウトプットを重視するマネジメントをしていたら、評判が良くありませんでした。そこで人事がとある会社のエンゲージメントを見るツールを導入したのですが、エンゲージメントの点数を見ると現状が分かるという意味ではいいのですが、点数だけなのでどこをどのように改善したら良いのか具体策が浮かびにくい所が利用者としては悩みでした。そこで個人のモチベーションの価値観を可視化するAttunedに出会いました。
55問のアセスメントに回答してはじめてわかったのは、私自身のトップモチベーターは「ファイナンス」で、 メンバーは「利他性」「社交性」だったということです。ガツガツ成長してお金を稼いでいければ良いということがモチベーションだと思っていましたが、皆そうではないということがわかりました。そこが私とは真逆で、ぶつかってしまっていました。「利他性」「社交性」「フィードバック」を求める人もいれば、「自律性」が必須で「ある程度任せてほしい」という人もいるので、それを理解した上で、会話を形にしていくことができるので すごく良いツールだと思います。
さらに、アセスメントは様々な用途に応用して利用できます。例えば価値観のマッチングを行う採用で活用でき、価値観の近い人を合わせるなど、組織の人員配置にも対応できます。組織を変革する時に、変革に持ってきたい目標に合わせて価値観が近い方々を配置することも可能ですし、応用の幅が非常に広いツールだと思っています。
東日本旅客鉄道株式会社 水戸支社 水戸土木設備技術センター 上席グループリーダー 江幡 尚彦 様
私たちの職場としては特にコミュニケーションに課題があったというわけではないのですが、私自身はDX担当として展示会でAttunedと出会い、非常に面白いコンセプトだとピンときて導入に至りました。
我々の職場では、全員にアセスメント結果だけでなく、ダッシュボードの管理者権限を与え、一般社員も含めて情報をフルオープンにしています。Attunedは、管理者のための部下マネジメントツールという位置付けなんですが、裏を返せば社員をモチベートするための数字だということです。部下としても、上司が自分たちの価値観を大切に考えてくれているということを伝えるツールでもあります。
ある部下は、自分のトップモチベーターのシールをパソコンの背面に目立つように貼って、「モチベーターを踏まえて話して欲しい」というアピールまでしてくるような、そんな職場に今なっており風通しが以前にもましてよくなっています。
EQIQ株式会社 CEO ケイシー・ウォール
部下に対して、管理職として伝えにくい話をしなくてはならない時や、ネガティブな話を伝えなくてはならない時など、言葉選びの難しさを感じる場面でAI TalkCoachは非常に活躍します。
AI TalkCoachでは、文言をそのまま使用できるように自然な言葉を抽出してくれます。そのため、会話のキャッチボールの中でAI TalkCoachの言葉を自然に盛り込むことができると言う点で、画期的であり、管理職の方に非常に役立つツールです。
パフォーマンスの評価や、部下に対する期待値の設定など、一人ひとりにマッチした響く言葉をAI TalkCoachからのサポートで発見し、実際に使っていただければ嬉しいです。
日本ビジネスシステムズ株式会社 執行役員 中村 智之 様
例えばマネージャーでもコミュニケーションを取ることが苦手な方がいます。根本的なコミュニケーション力は別として、部下との1on1の前などに、マネージャーの語彙力が足りていないところをAI TalkCoachの機能でカバーができると思います。1on1などが制度として実施しなくてはならない中で、1on1が苦手という意識のマネージャーに向けて、心強いツールなのではないでしょうか。
日本ビジネスシステムズ株式会社 執行役員 中村 智之 様
組織や集団は「優秀な2割」「平均的な6割」「貢献度の低い2割」で構成されていると説明されているパレートの法則では、本来のパフォーマンスが上がれば優秀な2割に移動することのできる平均的な6割の方もいると思います。また、優秀な2割のうち、パフォーマンスは良いけれど実は職場へのエンゲージメントが低く離職してしまう方もいると思います。そのような方々に対して、価値観と仕事内容をすり合わせることも、Attunedは効果的であると思います。
THS経営組織研究所・BBT大学院客員教授 小杉俊哉 様
優秀な2割と平均的な6割を一律に評価していることがモチベーションが上がらない原因だと考えます。そして私の研究では、上位2%の人材が組織を率いていく本物のリーダーシップをになっています。つまり平等教育ではなく、モチベーターを元に一人ひとりの価値観に合ったアプローチをして、モチベーションを活性化させ、上位2割が2%の人材領域に成長し、平均的な6割を優秀な2割にしていくような施策が重要です。このうち数%の少人数であっても活性化すれば、マジョリティに引きづられて活性化していくというのは私が新入社員研修をしている会社をみていて明らかです。
セミナーの後は懇親会を実施しました。参加者同士で、お互いの課題や活用状況を情報交換される姿が多く見受けられました。
参加者の声
「AIと心理学を融合したマネージャー支援の最新手法の紹介など、実践に役立つ視点が得られました。講演やパネルディスカッションも非常に刺激的でした。」
「業界のトップリーダーの貴重な知見を直接聞けて、大変有意義な時間となりました。懇親会でのネットワーキングも新たな気づきにつながりました。」
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お役立ち資料
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社員のエンゲージメントを高める、心理的安全性の高い職場とは何かが理解できるホワイトペーパーです。「心理的安全性」と「内発的動機づけ」について詳しく解説します。
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