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東日本旅客鉄道株式会社 様
個人に「応じて、適切な」動機づけを行う人材育成にAttunedを活用
組織心理学に基づいて開発されたモチベーター・アセスメントとエンゲージメントのサーベイを用いて、個人や組織、チームのモチベーターを可視化・改善するAttuned が3分でわかる資料です。
ダウンロードはこちら弊社では年に一度、働き方に関するアンケートを実施しておりますが、当事業部はエンゲージメントや自己成長に対する満足度などが全社に比べ低いという結果が出ました。
この結果を重く受け止め、具体的な改善策を昨年から模索し始めました。色々調べてみると、モチベーションを上げる事が目的のワークショップや、研修を絡めたツールなど幾つかありましたが、どれもまとまった時間が必要で、何かしらの作業を事業部員に行ってもらう事が前提だったので、忙しい事業部への導入は難しいと感じました。なるべくやらされている感じが少なく、皆が自発的に実施出来て、大きな負担なく効果が見込まれそうなツールを探し出会ったのがAttunedでした。
働き方に関するアンケートで、当事業部がエンゲージメントや自己成長に対する満足度などが全社に比べ低いという結果が出た
社員が自発的に実施出来て、大きな負担なく効果が見込まれそうなツールとしてAttunedを導入
人のモチベーターに関して別の視点で見るきっかけを作り、部下のやる気を引き出し、エンゲージメント向上
Attunedでいいなと思った点は、そのユニークなモチベーター・サーベイにあります。私自身もお試し版でサーベイを受けて見ました。一般的な満足度調査のようなアンケート形式では、回答結果を予測できるような質問構成になっており、回答者によっては本当の事を言わないのではないかという懸念がありますが、Attunedの場合は、質問の選択に対応する結果が予測できず、結果を操作しにくいと思われるため、本当に必要な結果が得られると感じました。
更にユニークな点は、サーベイの結果を元に従業員一人一人のモチベーターに合った働きかけを行いながら全体のエンゲージメント向上を行うという点であり、一律の施策ではなく個別の対応をしていくところが新しいなと思いました。サーベイもアプローチも通り一遍でないところが面白く、新しモノ好きが多い当事業部にもマッチすると考え、昨年末導入することを決定しました。
導入後すぐ、モチベーターの結果を部員同士が見せ合って盛り上がっているのを見て、まずは受け入れられたと安堵しました。楽しみながら、部員同士の相互理解にもつながると思っております。
私が上司としてAttunedを活用することで実感したことは、人は本当に見かけに寄らないということでした。半信半疑ではあったものの、Attunedのモチベーターに合う様に接してみたところ、確かにその効果が見られ、「結構役に立つな」と感じました。
例えば経験やスキルが豊富なシニアレベルの人たちに対しては、仕事のやり方などにあれこれ干渉せず、完全に任せてしまう方がいいと思っておりましたが、実は細かなフィードバックが必要な人もいることにAttunedで気づかされました。今では、Attunedの「フィードバック」のモチベーターが高い人には丁寧なフィードバックをする様に心がけています。
もう一つの例は、普段の仕事ぶりやこれまでのキャリアから、細い指示を出すよりは大枠の方向だけ示し、実際のやり方は任せる方がよいと思っていた人がいました。ただその人のAttuned結果を見ると、逆に「安全性」のモチベーターが高く、そういう人は「自分の業務範囲を決められた方が力を発揮する」という事だったので、実践してみたらその通りで驚きました。色々な人の接し方を知るための一つの拠り所が出来たかなと思います。
他にも、いつも朗らかで、どんな業務も快く引き受け、細かい事にはこだわらないと思っていた人が、実は金銭面のモチベーションが高く、昇給や成績が良くなる話をすると、とても目がキラキラするのを見て「そこにこだわりがあったのか!」と気づかされました。このようにAttunedは部下のやる気を引き出す参考になります。
Attunedを使い始めたおかげで、人のモチベーターに関して自分の感覚だけではなく、別の視点で見るきっかけが出来ました。自分の経験から、この人はこういう人だと思い込んでしまいがちですが、実は全然違うこともあるという事実に気付かされます。
今は事業部全体で大変な仕事をしている時期なので、それを反映しているのかも知れませんが、当事業部の低いエンゲージメントに対して、個々人のモチベーションをどう上げていくのかが常に課題と感じております。そのため事業部全体、または部署毎にAttunedの結果をもとにした取り組みをいくつか行っています。
例えば、部員を先生にした勉強会をランチと組み合わせて、事業部全体に対して実施する取り組みを行っております。Attunedに無記名で寄せられるコメントには、部を超えたコミュニケーションが少ないことを示唆するものが多かったため、仕事の関係に縛られないコミュニケーションの活性化が不可欠であると感じておりました。
単にランチをみんなで一緒に食べるだけではなく、簡単な勉強会という形をとることで、参加者には参加しやすく、講師役の人は自分の普段とは違う能力を人前で発揮できる機会を作るという効果を狙いました。
また、運営を部長主体ではなく、部員が企画し声がけする形で行う様にしたことで、儀式的な通り一遍の行事にならないように配慮しました。どういう効果が出るかはまだわかりませんが、少なくとも今後3回は続け、定着できるように頑張っています。このようなコミュニケーションの活性化の取り組みも、Attunedによってモチベーターとエンゲージメントの関係を明らかにしてくれたからこそ、実現できたことだと思っております。
Attunedを導入してから半年が経ちますが、まだまだ十分に活用できているとは思っておりません。これからもワークショップなどを通して学んだAttunedの活用法を実践し、我々上司の部下に対する接し方を変えていきたいと思います。
またその効果を定期的なエンゲージメントサーベイで計測し、定量的・定性的に把握することで、結果として組織全体のエンゲージメント向上を目指したいと思います。
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