【The State of Motivation Report 2024】では、モチベーション可視化サービスを提供するAttunedが過去5年にわたるアセスメント受検データの推移を分析し、日本だけでなく世界的にも仕事において「安定性」のニーズが高い事がわかりました。
リモートワークの導入やAIの発達などで働き方に変化が起こる中、企業は社員の働きがいや安全性などのニーズにどのように対応していくべきなのでしょうか?数十年におよぶ心理学の研究は、内発的動機づけこそが「あらゆる分野で高い業績を上げるための最も重要な原動力」であることを示唆しています。弊社Attunedは、内発的動機づけ、すなわち人々が仕事に求めるやりがいを可視化し、それを満たす環境やマインドを醸成することが、働きがいの創出につながると考えています。本調査は、数万人のデータを解析し、日本ならびに世界における働きがいについて理解することを目的に実施いたしました。
2024 興味深いポイント:
- 最も低下したのは、ファイナンス(-3.35)、自律性(-1.62)、ステータス(-1.33)であった。
- 2023年には多くの傾向が逆転した。競争」、「フィードバック」、「創造性」、「成長」、「合理性」、「社交性」は 過去5年間下降線をたどっていたが、現在では程度の差こそあれ重要度が上昇している。
- 2023年に2022年よりもスコアが低下したのは、4つのモチベーション要因(ファイナンス、自律性、ステータス、 安全性)のみで、他の7つのモチベーション要因はすべて1.48~3.46ポイント上昇した。
- 順位が±1以上変動した動機はなかった。
- 上位7つのモチベーション要因のうち6つは順位が変動したが、下位4つのモチベーション要因(成長、創造 性、自律性、合理性)では順位変動はなかった。