誰でも部下からの"相談の達人”になれる!
〜お客様に「新宿の母みたい」と言われて〜
2020年は、ビジネスを含んだ社会全体が「自粛」を経て、ある調査によればその後も9割近くの企業で働くみなさんはリモートワークを継続されているようです。
私たちも、お客様のライフスタイルの変化に合わせてオンラインセミナーへ移行したり、メディア主催のオンラインセミナーに出展させていただくなど変化を続けてまいりました。
おかげさまで、内発的動機を元にした部下のモチベーション維持や向上に問題意識を持っておられる、たくさんの方にAttunedの無料トライアルを体験していただくことができ、
「よく当たっています」
「意外でした」
「自分の知らない面を知ることができました」
など、たくさんご意見をいただきました。
そこで今回はまだAttunedをやったことがない皆さんに、Attunedの導入を決定する前の、ある大手企業の営業部長さんとの会話を皆さんにご紹介したいと思います。
私はこの営業部長さんにも、もれなくAttunedのモチベーターサーベイを「10分くらいで終わりますから」とお願いしてやっていただきました。この営業部長さんのモチベーターサーベイレポートは「ステータス」と「ファイナンス」がダントツで高く、「必須」となっていました。実は私もこの2つ結構、高いのですが、グローバル(※)に見ても、この2つのモチベーターは非常に髙い方が多いです。
下記、私、川上のモチベータサーベイレポートです。
ちなみに、グローバルの平均値は以下のようになります。
営業部長さんのが「ステータス」と「ファイナンス」というこの2つが高いということを踏まえ、私は次のような会話をしてみました。
私 出世して髙いお給料をもらうというのが今の仕事におけるモチベーションですか?
部長さん 今の会社では、役職が上がるとお給料も上がるので、そのせいかな。でも髙いお給料が欲しかったらうちの会社じゃないな。
私 お金だけじゃなくて、肩書や一部上場企業の有名な会社で働くというステータスも大事ってことですよね?日本の優良企業として知られていて、ただお給料の高い外資系企業で一営業マンとして働くのではなくて、責任とか肩書とか大事ですよね?
もし、役員のいる前でプレゼンをする機会があったり、国との取り組みのような大きなプロジェクトを任されるようなチャンスが来たら、モチベーション上がりますか?
部長さん 確かにそうですね。以前に国からシステムの受注をもらったときは嬉しかったですね。霞が関によく足を運んでいました。河上さんが新宿の母のように見えてきました。
とこんな感じです。私がここで、どうしてこんな会話を部長さんとできたかというタネ明かしをしたいと思います。
弊社のツールAttunedは、
モチベーターサーベイに回答
モチベーターサーベイの結果を踏まえ、その人が大切なモチベーターにのみフォーカスをしてエンゲージメントサーベイを隔週実施
エンゲージメントレベルをAIが算出
各モチベーターのエンゲージメントレベルのデータを元に天気マークを表示
天気マークが雷や雨だったモチベーターに対して改善アクションを取る
エンゲージメントレベルを再度サエンゲージメントサーベイで測定
この5.のところで、エンゲージメントレベルを改善するためのアクションを忙しいマネージャーの皆さんが考えるのは結構大変なので、Attunedでは「アクションボード」からアクションTipsを選んで頂く、ということができます。下記では「安全性」が晴れ、「ステータス」が雷となっているのがわかりますか?
今回、私は「ステータス」というモチベーターで提案されていアクションTipsの中の「チャンスを与えて高める」を選んで、部長さんと話をしてみました。「重要なプロジェクトやミーティングに参加させ、メンバーの社会的ステータスに対する達成感を高める」と書いてあります。
もう、おわかりですね。まさにこの質問です。
「もし、役員のいる前でプレゼンをする機会があったり、国との取り組みのような大きなプロジェクトを任されるようなチャンスが来たら、モチベーション上がりますか?」
もし、皆さんの部下が「ステータス」が必須というデータが出た場合、「ステータスは仕事で結果を出してからついてくるものだ」ということをマネージャーの皆さんが伝えていたら、どうなっていたでしょうか。部下のやる気が上がるどころか下がっていたかもしれません。
Attunedは、部下や上司が仕事をする上で何がモチベーションを上げる要素なのかをデータで視覚化できます。どのような価値観を持っていて、どんな仕事をすることでモチベーションが上がるか、それを理解した上でどのような接し方をするべきか、どのように仕事を依頼するべきか、どんな環境で仕事をさせるのが良いか、ということを教えてくれます。
Withコロナの時代に、リモートワークを続けるなかで部下とのコミュニケーションに悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。これまでのFace to Faceで仕事をしていた時より更にコミュニケーションが大切となります。
「うちは月1で飲み会をやってコミュニケーションもバッチリ。チームワークがいいよ」なんていう解決策は通用しにくくなっている時代です。
ここでお伝えしたいことは、十人十色のモチベーションの源泉、つまりモチベーターを把握すれば、その人がどのようなことでやる気が出るのかがわかるということです。
つまり、モチベーションの源泉たるモチベーターを把握し、それを参考に接し方を変えるだけで、物理的な距離のあるなしにかかわらず、「部下のモチベーションを高められる上司」になれるのです。(当然、上司の「かゆいところ」にも手が届きやすくなるでしょう。)
新宿の母とは、そんな一人ひとりに寄り添った人生相談の達人、という例えですが、Attunedを使えば誰でもビジネスやキャリアにおける「相談の達人」になれるのです。
まずは、部下の価値観を可視化してみませんか。
トライアルができますので、ご興味がある方は、弊社ホームページよりお申し込みください。
トライアルをお申し込みされる際は、 「その他課題がございましたら・・」というフリースペース欄 へ「新宿の母」とご記入をお願いいたします。
(2020/6/26投稿を編集)
EQIQ株式会社
Attuned営業部
シニアセールスマネージャー
河上 啓子