The State of Motivation Report 2023
経済的安定やより見通しの立てやすい働き方へのニーズが高まる
【The State of Motivation Report 2023】では、モチベーション可視化サービスを提供するAttunedが過去4年にわたるアセスメント受検データの推移を分析し、特に日本では経済的安定へのニーズや、より見通しの立てやすい働き方へのニーズが高まっていることを明らかにしました。
働きがいに関する国際調査では、日本には「熱意あふれる社員」の割合が6%しかないといわれているように、米国の32%と比べて大幅に低く、139カ国中132位と最下位クラスと言われています。(※調査会社米ギャラップによる)
このような状況の中、企業は社員の働きがいをどのように創出していくべきでしょうか?数十年におよぶ心理学の研究は、内発的動機づけこそが「あらゆる分野で高い業績を上げるための最も重要な原動力」であることを示唆しています。弊社Attunedは、内発的動機づけ、すなわち人々が仕事に求めるやりがいを可視化し、それを満たす環境やマインドを醸成することが、働きがいの創出につながると考えています。本調査は、数万人のデータを解析し、日本ならびに世界における働きがいについて理解することを目的に実施いたしました。
【概要】
Attunedは過去4年の「内発的動機づけアセスメント」受検データを匿名化した上で分析し、新型コロナウイルス流行前の2019年から2023年にかけてのモチベーションの要因への要求度の変化や、地域、性別、言語による特徴を分析しました。
また日本語回答者と英語回答者の結果の対比により、日本人の仕事のモチベーションに影響を及ぼす要素の傾向が明らかになりました。
【目次】
Attunedの11モチベーターについての説明
モチベーターが表すもの
モチベーターを充足させる鍵
スコアが意味するもの
各モチベーターについての傾向
トップモチベーター(最上位)としている人の割合
スコアごとの分布
男女、地域ごとの傾向
2018年から2023年にかけての、要求度の推移