みんなのやる気スイッチを押せる職場に


学校法人 角川ドワンゴ学園

人事部 部長 荻野志歩 様
人事部 採用研修課 山岸 あずみ 様


学校法人 角川ドワンゴ学園様は、2016年に設立されてから現在までに生徒数は約10倍に拡大、それに伴い職員数も急拡大しています。

人事部 部長 荻野志歩様(写真左)と人事部 採用研修課 山岸 あずみ様(写真右)に、Attunedの活用へのお考えを伺いました。

【課題】急拡大する組織の中で価値観の違いから部下や同僚と上手くコミュニケーションが取れないことがあった

【解決策】リーダー全員へのAttuned導入ワークショップと、フォローアップの1on1ミーティングなど個人の価値観を大切にする組織文化をリーダーに浸透させた

【結果】Attunedがモチベーションを高める原動力となり、価値観の違いを理解することで多様性を尊重する学園のビジョンに貢献

価値観の違いを理解する

「学園の立ち上げ間もない時期に入職した教職員と、世間にある程度知っていただけるようになってから入職した教職員では、ビジョンへの熱意やチャレンジ精神は同じでも価値観には違いが出てきています。『自分が正しいと思っていることが、部下にうまく伝わらない』ということが、まさに急拡大する組織の中で起こっていました。」と荻野様。

さらに「学園が発展するに従って、より多様な価値観を持った人材を受け入れていく必要があります。Attunedを全社導入して、職歴も経験もさまざまなバックグラウンドを持った人の多様性を活かした組織づくりに取り組んでいます。」と語ってくださいました。

角川ドワンゴ学園が大切にしている価値観のひとつに、多様性があります。多様性への向き合い方として、「人はそれぞれ価値観が違うということを理解することが全ての出発点です。」と荻野様。

山岸様は、うまくコミュニケーションが取れなかった同僚とAttunedの結果について話し合ったことで、「性格が合わないのではなく価値観が違っていたんだ」と気づき、数時間も語り合ったというエピソードを紹介してくださいました。

やる気スイッチを刺激するしくみづくり

Attunedでは、マネージャーが部下のモチベーション・アセスメントの結果を見て、自分とどう違うのか・同じなのかを容易に把握できます。「部下とうまくいかない時に、相手の内発的動機を知っていれば、どう対処したら良いのか大きなヒントになると思うんです。」と荻野様。

角川ドワンゴ学園では、リーダー全員へのAttuned導入ワークショップと、フォローアップの1on1ミーティング、そして振り返りのワークショップを通じて、個人の価値観を大切にする組織文化をリーダーに浸透させて行きました。

Attuned導入ワークショップでは、一人ひとりが異なるモチベーターを持っており、価値観が違うことを理解したほか、他人のやる気を引き出す「やる気スイッチ」を押す言葉を考えるなどのワークを行いました。

「ある部署ではこれを発展させ、それぞれの人の最上位のモチベーターを『やる気スイッチ』のキーワードとして使い、周りの人がそのキーワードに関連したエピソードを褒める、『ほめシャワー』というワークを自主的に朝会でやっています。ポジティブな言葉で刺激される経験は、自信につながり、やる気を起こさせる原動力になると実感しています。」と山岸様。

また、1on1ミーティングの際にAttunedの結果を活用する文化も定着してきたといいます。

ダイバーシティ経営の柱に

角川ドワンゴ学園では、経歴や職歴、得意不得意、教職・非教職などの、本当にさまざまな職種の人が急拡大する組織を支えています。

荻野様は、「多様な人がいることだけでも魅力的な職場ですが、お互いのやる気スイッチを押せる職場を実現できれば、人も会社も、もっと成長できると確信しています。」と語ってくださいました。

今後の活用の予定として、「同じモチベーターを持った人同士のコミュニティを作って、マネジメントの悩みを相談できるようにするなど、さまざまな切り口でやる気を引き出す仕組みを仕掛けていきたい」と語ってくださいました。

最後に山岸様は、「先日のワークショップの後、ある先生から『価値観の違いを大切にするというのは、生徒への接し方としても大変重要なことだと思いました』との声をいただきました。多様性を尊重する学園のビジョンに貢献できて大変嬉しいです。」とエピソードを紹介くださいました。

User caseEQIQ