部下との信頼関係の築き方 〜Part1 心の距離の縮め方
3分でわかる!部下の指導に悩んでいるマネージャーの方へ
このブログを読んでくださっているマネージャーの皆さんは、ご自身の仕事にも部下の指導にも熱心な方なのだと思います。
皆さんと同じように、部下の皆さんにも仕事に熱心に取り組んでもらいたいと考えていらっしゃるのではないでしょうか。
上司と部下との信頼関係があると、チームの仲が良かったり、外から見ていても活気がある、仕事を楽しんでいる、という感じが伝わってきますよね。
そこで、パフォーマンスを左右する上司と部下の距離を縮めて、良い関係性を築くヒントをお伝えしたいと思います。
今回は3つのパートに分けて、お話をしたいと思います。
Part 1. 部下との信頼関係を築くための、心の距離の縮め方。ここでは、部下の皆さんとコミュニケーションを取る時に、マネージャーの皆さんに気をつけていただきたいことをお伝えします。
Part 2. 部下のモチベーションの理解。どんなことで部下のモチベーションが上がるのかを知る方法をお伝えします。
Part 3. なぜモチベーションの上げ方を知ると、信頼関係が生まれるのか。その秘密を教えます!
Part 1 部下との距離の縮め方
どうして、部下と距離があると感じているのでしょうか。部下との会話が少ない、部下が本音で話していないと感じる、部下から相談がない、などでしょうか。
もし、そうであるとしたら、マネージャーの皆さんに質問です。
「あなたの部下は安心して働けていますか。」
例えば、あなたの部下はあなたに気を遣うことなく、言いたいことを言えていますか?
あなたはたわいもない会話をチームのメンバーとできていますか?
部下はあなたのところに雑談をしに来ますか?
もし、あなたの答えが「ノー」なら、あなたがまず職場に安心をつくり出す必要があります。
では、どうやったら安心をもたらすことができるのでしょうか。安心感がない職場とはどんな状態でしょうか。
あなたに怒られるのではないかと心配している
あなたに嫌われるのではないかと心配している
あなたに否定されるのではないかと心配している
あなたに拒否されるのではないかと心配している
つまり、自分の意見、存在を否定されるのではないかと心配し、言葉を発さないのかもしれません。
もうお気づきですね。「安心」を作るためにはこれらとすべての反対の環境をつくってあげることが重要なんです。
職場に意見や価値観の違い、多様性受け入れる環境、空気を作らなくてはいけません。
意見が活発に交わされない職場やチームの空気って良いと思いませんよね?
そんな職場やチームの生産性が高いとは思わないですよね?
ではどうやったらそんな環境が作れるのでしょうか。
まず最初に、マネージャーのみなさんが完璧主義であることをやめ、弱みとか欠点という考え方を捨て、ありのままの自分を受け入れ、認め、自己を肯定してください。
そして部下にありのままの自分を見せてください。
すべてを見せてもいいんだという雰囲気をまず作って、部下たちもありのままの自分を見せられるように環境を整えてあげてください。
人と違う意見を言ってもいいんだ、上司や先輩に意見を言ってもいいんだという安心感を職場にもたらしてください。
距離は安心がないところに生まれます。職場の安心感からあなたとのコミュニケーションが生まれます。
まとめ
マネージャーは完璧主義をやめる
自分で自分を理解し、認め、受け入れる
相手を知るためのコミュニケーション
相手のことを理解し、受け入れる
職場を活発なコミュニケーションが取れる雰囲気に変えていく
次回はPart2の部下のモチベーションの上げ方についてお話したいと思います。
なぜ信頼関係を築く上でモチベーションを知ることが大事であるか、もしかしたら今は想像がつかないかもしれません。
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