
東日本旅客鉄道株式会社 様
個人に「応じて、適切な」動機づけを行う人材育成にAttunedを活用
組織心理学に基づいて開発されたモチベーター・アセスメントとエンゲージメントのサーベイを用いて、個人や組織、チームのモチベーターを可視化・改善するAttuned が3分でわかる資料です。
ダウンロードはこちら新型コロナウイルス感染拡大を予防する措置として、働き方の見直しを始める企業が増え、1年前では考えられなかったほど定着してきたように思います。
急ぐ必要のない出張を延期する、時差通勤を行うなど、さまざまなソリューションがありますが、そのなかで注目すべきソリューションが「リモートワーク」すなわち「テレワーク」です。外資系では、「ワークフロームホーム」としてその名が定着している企業もあるでしょう。
リモートワークは、従業員の自律した柔軟な働き方を可能にし、生産性アップにつなげていくことも可能だと言われています。
では、企業がリモートワークをうまく導入・活用し、個人もチームにも良い影響を生み出すためのポイントは何なのでしょうか?
本日は、リモートワークを導入している企業や個人への取材、そして私個人の経験などをもとに、活用できるツールやテクニックをご紹介していきたいと思います。
私は、個人がリモートワークを行ううえで求められるのは、大きく分けて(1)セルフマネジメントスキル、(2)コミュニケーションスキルの2つだと考えています。順に解説します。
リモートワークでも、やるべき業務を期日までにしっかりこなし、高い生産性を実現するには、セルフマネジメント(自己管理)スキルが重要になります。ポイントは以下の通りです。
Googleカレンダーなどのスケジュール管理ツール、トレロ(Trello)などのタスク管理ツールを用いて、「今日、自分がどんな業務を行っているのか」を可視化するとよいでしょう。
これにより、「誰が何をやっているか」をメンバー間で共有できますし、自分で「いつまでに、これを完了させる」という宣言効果も期待できます。
特にタスク管理ツールのメリットは、各プロジェクトの全体像のなかで、「誰が、どの段階にいるのか」を、リーダーやメンバー間で把握できることです。
そのため、進捗が滞っているタスクがないかなどを日々確認でき、生産性アップにつながります。
集中力を維持できるように、仕事スペースの環境を整えることが大切です。
ワンルームの部屋に住んでいる場合でも、できるだけ居住スペースと仕事スペースをパーティションやそれに代用するものなどで分けることが重要と言われています。
在宅勤務の場合は、ダイニングテーブルをデスク代わりに使っていて足腰が痛む、という声も聞こえてきます。デスクや椅子、照明器具など、自分にしっくりくるものを購入するという選択肢も考えても良いかもしれません。
リモートワークで在宅にて仕事をする場合は、つい長く仕事をしてしまいがちで、オンとオフの切り替えが難しい状況に陥りがち。
連合の調査結果でも、51%の方が長時間労働になりがちで、時間外労働があっても申告していない、などと回答されている方もいました。
こうした問題に対処するには、次のような方法が有効です。
就業時間後にプライベートの予定をあえて入れて、その時間までに切り上げるようにスケジュールを組み立てる
やるべきことが積み上がって長時間労働にならないよう、何も予定のない「バッファー」の時間を意識して予定に組み込む
リフレッシュのための休憩時間をこまめにとる
チームで仕事をする以上、リモートワーク・テレワークでも欠かせないのが、互いに離れていても円滑にコミュニケーションを行うスキルです。
リモートワークを始めるには、メンバー間で、率直かつ建設的に話し合えるようになっておくことが必要です。
特にチームのリーダーには、メンバー間などコミュニティの「心理的安全性」を高めることが求められます。
心理的安全性とは、他社からの反応や羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出せる状態のことを指しています。2015年に米グーグル社が、「心理的安全性は成功するチームの構築に最も重要なものである」と発表したことで注目を集めました。(Google社のより良い職場環境を実現するためのヒントは、re:workというサイトで公開されています)
アグレッシブな業績を求めているのにも関わらず穏やかな雰囲気がある職場は、メンバーの一人ひとりがどんなときに動機づけられるのか、メンバーがどんな価値観を大事にして働いているのかを把握し、リスペクトし合っているという特徴があります。
Attunedは、チームメンバーのモチベーションを計測し、共有するためのプラットフォームとして最適です。上司と部下の関係性を1on1ミーティングで改善、向上できるきっかけづくりにも最適です。
リモートワークやテレワーク での日々のコミュニケーション用にはSlackなどのチャットツールを、テレビ会議用にはzoomなどのツールを導入しましょう。
また、こみいった話をするケースや、関係者それぞれの前提のすり合わせに時間がかかるケースでは、メールやチャットなどのテキスト以外のコミュニケーションツールを選ぶことをおすすめします。
直接会えない場合でも、テレビ会議や電話など、リアルタイムで相手の反応がわかる方法をとるとよいでしょう。
リモートワークでは、チャットツールでコミュニケーションをとるのが効率的です。感謝の気持ちやユーモアなどを、スタンプなどで簡単に伝えられるのもチャットツールのメリットといえます。
ただし、相手に質問・提案をするときは、質問・提案だけを伝えるのではなく、「その質問や提案の狙い・意図」を添えるようにしましょう。
そうすることで、相手もその意図を汲んだ回答をしやすくなり、円滑なコミュニケーションが期待できます。
全社員が在宅勤務・リモートワークしている、ソニックガーデンの創業者で代表取締役社長を務める倉貫義人さんは、インタビューにおいて「チームとして機能する人間関係の土台は雑談である」と語っています。
そして、雑談+相談=「ザッソウ」というコンセプトを提唱しています。(詳細は倉貫さんのご著書『ザッソウ 結果を出すチームの習慣』にて)。
私自身はオフィスに出社する際には、できるだけメンバー一人ひとりに話しかけて、相手の状況を知るようにしています。
メンバーが増えていくと、一人ひとりとのコミュニケーション時間が少なくなることに懸念がありました。ですが、業務のことに限らず、相手の家族や趣味などの話をすることで、「あなたに関心がある」ということを相手に伝えられます。
これにより、相手から相談にのる機会も増え、相互理解が深まっていくことに気づきました。
このように、日頃リモートワークであっても、コミュニケーションの「質」を改善することはできると考えています(もちろんメンバーどうしの配慮のおかげではありますが)。
リモートワーク やテレワークの浸透で、同僚と直接会う機会がほとんどない場合でも、オンラインランチやオンライン飲み会を主催するなど、部署やチームの垣根を越えて、積極的にメンバーと親睦を深めることをおすすめします。
これは、先ほど述べたチーム内の「心理的安全性」の担保にもつながっていくでしょう。
心理的安全性をチームで共有し、個それぞれの内発的動機を明らかにするAttunedの結果やアドバイスを最大限に活かし、クリエイティブかつ生産性の高いチームをつくりましょう。
Attunedは今後も役立つ情報をお届けします。
こちらの記事も、あわせて読まれています
皆さま、こんにちは。このシリーズでは、定期的に戦略人事に求められる視点をお届け...
Read More
ある日私は驚くべき見出しを目にしました。 「Forget...
Read More
マネージャーの負担を減らす1on1を実現するには? ...
Read More
ブログ一覧を見る
『Attuned』の導入に関してご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
各種資料やオリジナルサマリーを
【無料】でダウンロードできます
まずは無料でお試ししませんか?
ご利用方法もサポートいたします
見積りを依頼したい、導入の流れを
知りたいなど何でもご相談ください