住友電気工業株式会社 様
9割の参加者が有意義と回答した、職場における効果的な対話促進支援の取り組み D
組織心理学に基づいて開発されたモチベーター・アセスメントとエンゲージメントのサーベイを用いて、個人や組織、チームのモチベーターを可視化・改善するAttuned が3分でわかる資料です。
ダウンロードはこちら以前、私が勤務していた会社のチームには、コミュニケーションに課題を感じていた部下がいました。
彼とは年代も大きく変わらなかったのですが、これまで在籍した職場の環境が私と大きく異なっていたために、仕事のやり方が違っていたのです。
深く考えて行動をする彼に対して、私は根っからの営業マンタイプ。とにかくスピードやフットワーク、ノリが重視される環境にいたため、深く考えて行動するタイプの部下に肯定的な印象を持てないでいました。
今振り返ってみると、その彼に対して「これまでの仕事の仕方は通用しない」ということを強要していた部分があると思います。彼も私の依頼に対して「その指示は意味があるのですか?」と撥ねつけてしまったり、時にはお願いそのものを全く受け付けてくれない事もありました。
私はそんな彼に対して「業務を遂行する力が不足している」「やる気が無い」と感じるようになり、関係性はどんどん悪化していました。
そんな時、職場でAttunedを利用することになり、私たちは一緒にモチベーター・アセスメントを受けました。
その結果、私は自律性が99%で合理性が0%、彼は合理性が99%で自律性は28%。なんと自律性と合理性が真逆でした。この結果には驚いたとともに、この価値観の違いこそが、それまでの色々な不和を引き起こしていたことの原因になっていたと理解できたことに、双方たいへん深く納得がいったものです。
それまで私は「とりあえずやってみよう」という指示の出し方だったのですが、それは合理性の高い彼からするとストレスだったということになります。
Attunedを使った1on1を実施し、アセスメントの結果を見ながら話をした際、そうした彼の真意を初めて知ることができました。彼は現状を把握した上で妥当な選択肢を組み立ててからアクションを起こしたかったんですね。
それを知った後は、できる限り彼に私の指示の背景や意図を意識して伝えるようにしたところ、関係性が驚くほど変わりました。
彼は自分の分析や意見を、私に率直に伝えてくれるようになりましたし、仕事のスピード感も大きく改善しました。お互いに仕事がすごく進めやすくなったんです。結果的には、お互いの得意な部分を上手く組み合わせて活かすことで大口の提案も獲得することができました。
また、当時、新卒2年目の部下もいましたが、その部下はモチベーターとしてのフィードバックへの欲求が99%でした。
私はあまり干渉をされないほうが仕事を進めやすいのではないかと思っていたのですが、フィードバックを重要視するその部下から見ると、その態度は「自分に関心がない」と思わせてしまう原因になっていたことを知りました。
そこからは良いも悪いも積極的にフィードバックを行うようにしていると、「自分のことをわかってくれているから」ということで積極的に意見を言ってくれるようになりました。これは彼の私との関係性における心理的安全性を確保できたからなのかなと思っています。
逆に部下だった彼らも、私のモチベーションを上手く理解して接してくれていたと思っています。コミュニケーションの取り方にコツが必要なクライアントとのやりとりに困っていた時、自律性のモチベーターが高い私に相談してくれたり。根っから営業タイプの私からすると、少しでも可能性があれば積極的に取り組む価値があるという思いがあります。当時の部下たちは、そんな私の性格・モチベーションを上手く利用してくれていたなと思います。
チームリーダーである自分のモチベーターレポートをチーム全員に共有したことで、モチベーターをお互い理解して会話の中に取り入れられるほどの「共通言語」にできたのも、チームのコミュニケーションを大きく改善しました。上司と部下の垣根をなくしてオープンにしていたことで、本当に深くお互いのことを理解するきっかけになったと思います。
彼との関係が改善できたことは、Attunedによって得ることのできた私の大切な体験です。
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