成長する中でより良い職場文化を構築する

〜モチベーションギャップを可視化し、社員一人ひとりが積極的にAttunedを活用〜

【課題】企業が成長していく過程で職場の文化を構築できていなかった

【解決策】モチベーションニーズを把握し、マネージャー陣も社員も積極的にAttunedを活用

【結果】キャリアアップの透明性が高まった。長期的な職場文化を育むことに成功し、社員のモチベーションがアップ

成長する組織で職場文化を育む

ロンドンに本社を置く国際的なコンテンツマーケティング会社であるCedar communicationsは、アジア太平洋地域でのブランド力強化のために、2015年に香港支社を開設しました。Cedar 香港は香港の大手企業であるキャセイパシフィック航空やマンダリン オリエンタル ホテル グループなどに加え、SONYも顧客の一つであり、アジアにおけるコンテンツマーケティングを牽引する存在となることを目指し、事業を拡大する態勢を整えています。

このような成長企業においても課題がないわけではなく、Cedar 香港が熱心に取り組んでいる分野のひとつが成長を続けつつ、海外進出した先で職場文化をいかに持続的に育てていくかということです。

Cedar 香港のコンテンツディレクターである Mark Tjhungは、次のように語っています。「私たちのビジョンは、働きやすい会社であり、社員が創造的で成長していくために社員同士が支え合う環境を育むことです。しかし、企業が成長するにつれ、職場の文化を維持することは難しくなります。

素晴らしい職場文化を築くことは、設立当初からCedarは大切にしています。40人のチーム内のコミュニケーション、エンゲージメント、チームダイナミクスを向上させるために、週1回の短時間のミーティング、オフィスでの交流会、さらにDISC(それぞれ異なる行動・性格パターンをタイプ分けしたフレームワーク)研修の実施など、さまざまな取り組みを行っています。

しかし、このような取り組みは短期的には有効でしたが、その効果は長続きしませんでした。そこに、新型コロナウィルスのパンデミックが発生し、リモートワークが導入されると、Cedarはチームメンバーのモチベーションをより深いレベルで理解することがより重要になったのです。

Cedar 香港のプロジェクトには、Swire(アジア有数の財閥企業)の社内コミュニケーションの刷新、キャセイパシフィック航空のデジタル問題の解決、マンダリン オリエンタル ホテル グループの新しいコンテンツプラットフォームの作成などがあります。

モチベーション・ニーズの特定

元同僚からAttunedを紹介されたTjhungは、内発的動機づけを測定するというアイデアに興味を持ち、試してみることにしました。「私たちはAttunedのようなサービスを使った経験があり、興味を持ちました。社員の個々のモチベーションを測ることができ、それが実際のデータで示されることに大きな可能性を感じました」と彼は答えました。

最初の数ヶ月は小規模なテストグループで試用し、良好な結果を得ました。Tjhungによると、「Attunedは私たちの状況にとても合っており、特に職場環境にあわせて調整されている点がよかったです。」Cedarのチームマネージャーは、本格的な導入に先立ち、Attunedが主催する1on1の研修を受け、機能を理解し、それを最大限に活用できるようにしました。

Attunedの導入は、社内にいくつかの大きな変化をもたらしました。まず1つ目は、パンデミック真っ只中の香港チームのモチベーションマネージャー陣が把握できたことです。Cedar 香港の最も高いモチベーションは、ステータス(評判、尊敬、昇進などにやりがいを感じる)とファイナンス(経済的安定と十分な報酬にやりがいを感じる)であることを発見し、これらのモチベーションのニーズを満たすための取り組みに優先順位をつけて取り組むことができたのです。

「Attunedは継続的な関係を築くことができるのが大きな魅力です。他のツールでは、その場と直後のエンゲージメントは高くても、すぐに薄れてしまうという経験とは対照的でした。」

- Cedar 香港 コンテンツディレクター Mark Tjhung

モチベーションギャップを可視化し、活かす

Cedarは珍しく、社員一人ひとりにアクセスの権限を与えるために、Attuned内で全員に「マネージャー」の役割を与え、すべてのデータにオープンにアクセスできるようにしました。

「私たちがチームにとって価値があると考えた機能の1つは、対人関係におけるモチベーションのギャップを解消するためのコミュニケーションのヒントでした。チーム全員がその恩恵を受けるためには、全員を「マネージャー」にする必要がありました。これにより、オフィス全体の傾向に自分がどのように当てはまるかを確認し、自分に関連する人間関係やギャップに焦点を当て、取りたい行動を自分で考えることができるようになったのです。Attunedを受け身的ではなく、一人ひとりが積極的に自分なりの使い方で使えるようになりました。」

実際、このアプローチは、まもなくリリースされるAttunedの機能である「マイモチベーターページ」ですべてのユーザーがアクセスでき、チームがより効果的なアプローチを取ることができるようになります。

これにより、トップダウンなアプローチとは対照的に、社員が意見をしやすくなり、より良い職場文化の構築を促進することができるのです。

Cedar 香港チームのメンバー

キャリアアップの透明性を高める 

Attunedの導入によって、これまで組織的に決定されていたキャリアアップの方法を見直すことにも貢献しました。Attunedの導入後、チームはキャリアアップのための透明性の高いプロセスを構築することができるようになりました。

「Attunedは、私たちがより良い職場文化を育てるためにやるべきことを特定し、優先順位をつけるのにとても役に立ちました」とTjhungは言います。「Attunedのおかげで、キャリアアップのために、体系的な計画ができ、Cedarでのキャリアアップについてより透明性をもって理解できるようになりました。

さらにTjhungは、Attunedの使用に関するCedarチームからのフィードバックもポジティブなものであると述べています。「私たちのチームからは、非常に良い反応が返ってきています。全体的な感想としては、Attunedは同僚とのより良いコミュニケーションの取り方、他の人々がどのように行動するかについて考えるのに役立ったということです。」

優れた職場文化を持続させるために

優れた職場文化を育むためには、チーム全員の賛同と関与が長期的に取り組むためには必要不可欠です。Attunedは、各種セミナーやカスタマーサクセスチームのサポートによって導入後も継続的に支援しています。

「Attunedは継続的な関係を築くことができるのが大きな魅力です。他のツールでは、その場と直後のエンゲージメントは高くても、すぐに薄れてしまうという経験とは対照的でした。」

Cedarのチームは、この勢いを維持するために、Attunedのパルスサーベイを使用しています。

「Attunedの優れた点は、どのようなタイプの企業にも対応できることです。大企業であれば、社員がどのように感じ、働いているのかをマクロに見ることができるため、そのメリットを実感できます。しかし、同様に、私たちのような大きくない会社でも、チームメンバー一人ひとりの力を引き出し、課題の全体像を見ることができるようになりました。

User caseEQIQ