従業員満足度調査の結果を見て、対策に悩んでいるマネージャの皆さんへ! 部下の理解にも1to1マーケティングのような視点を(Part 2)
最近では従業員のエンゲージメントと離職率や生産性には相関関係があり、エンゲージメントが向上すると離職率が低下したり、仕事の生産性が向上すると言われているため、従業員満足度調査で会社・職場の満足度を調査するという企業が増えているのではないかと思います。今回はどのようにこの調査結果に向き合うべきかを2回に分けて、お伝えしたいと思います。
Part 1. 主体的評価のベースとなっている「期待値」を理解する
Part 2. 「期待値」に対して向き合う方法
Part 2.「期待値」に対して向き合う方法
みなさん、実際にトライアルをやってみていかがでしたでしょうか。
Attunedでは、動機付けとなる価値観を11の要素に分けています。結果のレポートを見ていただいて、ご自分が特に何をどれくらい大切にしているかは「必須」のモチベーターとその11価値観の中で占める順位を御覧ください。
実はこのモチベーターの組み合わせ、人の指紋と同じように無限にあります。この組み合わせが無限にあるということは、人が大事にしている価値観は無限通りあり、一人として同じではないということ。それゆえ、上司に対する部下の期待値や度合いは人それぞれであるため、従業員満足度調査のような匿名で主観的な価値観をベースにした評価を元にアクションを起こし、部下を満足させることは非常に難しいのです。
そこでタイトルにあるように、部下との向き合い方も、顧客との向き合い方のように1 to 1に変えていくことをおすすめしたいと思います。部下それぞれの価値観を理解し、その人その人にあった対応方法を取っていくことが最短で最善のアプローチではないでしょうか。
まずはご自身の価値観を見てみて、
● 自分にとってはどういう意味か
● これまでのキャリアを振り返ってみて思い当たることはあるか
● やる気が上がったときはどんな時だったか
● やる気がなくなった時はどんな時だったか
を振り返ってみると、自分でも気づかなかったご自分の価値観が見えてきます。きっと部下のみなさんも同じだと思います。
お互いのレポートをみながら、
● 自分が大事にしている価値観とその理由
● 上司にお願いしたいこと、部下にお願いしたいこと
を共有し、お互いの理解を深め、具体的な行動(どんな対応をすると部下の期待値が満たされるのかを理解した行動)を部下と一緒に考えてみてください。
弊社ではチームが一緒にお互い気持ちよく働くための土台を作り、チームの結束を強める「チーム版Attuned式1on1」の方法を公開していますので、そちらもぜひあわせて御覧ください。
以上、部下の職場への「期待値」に向き合う方法をお伝えしました。
Attunedでは、30日間の無料トライアルも実施しているので、興味のある方はぜひやってみてください!
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