Attunedサクセスミーティング 2023/24を開催

2023年12月5日(火)、Attunedのお客様限定イベント「Attunedサクセスミーティング 2023/24 職場コミュニケーションを、もう一歩前に進めるための1日」をSPOT六本木ミッドタウンサイドにて開催しました。

テーマを職場コミュニケーションを阻む見えない壁の乗り越え方に設定。
コミュニケーションのエラーが「見えない壁」として時に意思疎通の障害となり、職場で日々問題を引き起こしているのではないでしょうか。壁の形成原因とそれを超える方法、質の高いコミュニケーションによる職場環境の向上を考えました。

当日は会場、オンラインにて多くのお客様のご参加をいただき、ユーザー同士の意見交換会など、大変盛況のうちに終了いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。当日の様子をダイジェストでお伝えします。


16:00 Leadership Session基調講演 
「職場コミュニケーションを阻む見えない壁の乗り越え方」
小杉俊哉氏(BBT大学院教授・慶應義塾大学講師)

 
 

自律的キャリア開発を研究し、慶應義塾大学講師や企業研修など幅広くご活躍している小杉俊哉氏より、現代における職場のコミュニケーションを阻む3つの壁と、その壁の乗り越え方を教えていただきました。

今日本の人事市場で「人的資本経営」という言葉が話題となっていますが、従業員一人ひとりがキャリア自律をするために、経営者やマネージャーがとるべきリーダーシップやコミュニケーションのポイントを解説してくださりました。

 
 


16:30 Partner Session成功事例
「9割が有意義と回答した、上司部下の対話施策導入における取り組みのポイント」 
野瀬麻里子氏(住友電気工業株式会社) 他

多様な人材を活かし、組織の活力と競争力の強化を目的とした取り組みの事例をお話しいただきました。

同社ダイバーシティ・インクルージョン部は新卒女性総合職とその上司を対象に、相互理解スキル向上のため対話とモチベーション向上を促進する取り組みを始めました。2022年にはAttunedを活用した内発的動機づけの可視化、相互理解促進を目指した研修を上司向け・新入社員向けにそれぞれ導入。

その結果、参加したライン長・一般社員のアンケートでは、約9割がAttunedを用いた職場内対話プログラムを有意義だと評価。「モチベーター可視化アセスメントを活用することで、同僚の良い面を知れた、感謝を伝えられたなど、職場のモチベーションの向上やメンバー同士の理解が進みやすい」といった、好意的な意見が寄せられました。

また野瀬氏は対話施策推進のポイントを次のようにお話しくださいました。

「意味のある職場対話をつくり出していくためには、有意義な対話の場をつくろうとする意思を上司部下が共有し、互いに関心を持つことが重要だと思います。ツールを導入すれば全て解決できるわけではなく、使う側のマインドセットも重要であることを丁寧に発信し続けていきたいと考えています。」

 
 



17:00 Attuned Highlight 
「Attunedの現在と今後の方向性」 
ケイシーウォール(EQIQ株式会社 CEO)

 
 

「今年は心理的安全性評価アセスメントをリリースいたしました。

心理的安全性を構成する6つのスケールから、企業や部署、グループの心理的安全性の度合いを測定し、心理的安全性をさらに高めるための戦略を提案いたします。

心理的評価アセスメントはおそらく世界初のサービスで、attunedの心理学者1年半かけて開発しました。

この心理的安全性評価アセスメントによって、時間がない忙しい人でも、より簡単に信頼関係構築のための行動を起こすことができるようになります。

また現在米国では、パーソナライゼーションがトレンドになっております。全従業員ひとりひとりに寄り添った、従業員エクスペリエンスの提供が必要とされるようになり、Attunedでもアサイン、オンボード、1on1などで活用可能なサービスをリリース予定です。

これからもAttunedはさらに、皆さまにとって役に立つプロダクトを作りたいと考えています。

そのためには、トレンドを読むだけでなく、ユーザーの皆さまがAttunedのサービスをどのようにご活用いただいているのかを知る必要があります。

Attunedのサービスでどのように職場の人間関係をより良くしているのか、ぜひ取材にご協力いただければ幸いです。

今後もAttunedの進化をお楽しみください。」

 
 



17:30 ラウンドテーブル 
「職場コミュニケーションを阻む見えない壁の事例と対処」

参加者の皆さまにグループワークの形式で、職場コミュニケーションを阻んでいる壁とその対処について話していただきました。

例えば、組織同士の対立にあるコミュニケーションの壁として、

「管理部門はいつもルールや規定を守るように言ってきて、現場の大変さをわかっていない」という現場側と、それに対し「現場部門の人たちはマニュアルや規定を見ずに質問や対応して、こちらになんとかするように言ってくる」という管理側の意見や「価値観」の相違があることが挙げられました。

その対処法として、「Attunedのモチーべーターアセスメントを活用した『価値観』の自己開示をすることが、コミュニケーションの改善につながるのではないか」という意見が挙がりました。

 
 

他にも、

・「リモートワークが増え、物理的な距離からもついコミュニケーションの壁を感じてしまう。そのため1 on 1や対面で話す機会を定期的に行い、関係性を深めていくことが重要だと感じた。」

・「職場内において、どうしても少なからず社員の好き嫌いが出てしまうことがある。これも自分と相手の『価値観』の違いから由来するものなのかもしれない。Attunedのモチベーターアセスメントから『価値観』のギャップをお互いに理解することが、関係性を向上させる突破口にも思える。」

という意見が挙げられました。



18:00〜19:00 Free Drink

限られた時間ではありましたが、ご参加いただきました参加者の皆様に軽食を楽しんでいただきながら、情報交換をさせていただきました。

今回は寿司職人養成学校で在学経験のある、マーケティングマネージャーの吉田が寿司を握り、ワインとのペアリングで振る舞われました。

 
 

サービスへの率直なご意見や改善点などを頂戴し、Attunedにとっても大変学びが多く有意義な時間となりました。

重ねまして、ご参加いただきました皆さま誠にありがとうございました。

来年度には、第3回を開催予定です。ぜひAttunedを今まで以上にご活用いただき、ユースケースのご発表を頂ければ幸いでございます!心理学者や最新の知見をお持ちのゲストを招聘するなど、コンテンツをパワーアップさせる予定です。

 
EQIQComment